似たルールの比較公式資料で確認済み

徐行と一時停止、何が違う?

徐行は直ちに停止できる速度で進むこと。一時停止は指定位置で車両を止めてから進むことです。停止位置と判断手順から比較します。

このページの種類
似た標識の比較
内容の最終確認日
2026-09-11
この解説の対象となる条件
日本国内の徐行(329-A/B)と一時停止(330-A/B)を、普通免許の学習用に比較する教材です。実際の道路では、本標識、補助標識、道路標示、信号、警察官の指示、個別の交通規制を確認してください。

先に結論

徐行(329-A/B)は、直ちに停止できる速度まで落として進むことです。一時停止(330-A/B)は、停止線の直前、停止線がなければ交差点の直前で車両を止めてから進むことです。徐行や安全確認だけでは、一時停止の義務を満たしません。

2つの標識を比較

徐行一時停止の比較表
比較する点徐行329-A/B一時停止330-A/B
基本の意味車両等が徐行すべき道路の区間・場所を指定します。交通整理のない交差点またはその直前で、車両等が一時停止すべきことを指定します。
求められる行動直ちに停止できる速度まで落として進みます。指定された停止位置で車両を止め、安全を確認してから進みます。
停止位置徐行標識だけで、特定の停止位置が決まるわけではありません。停止線の直前。停止線がなければ交差点の直前です。
車輪を止める必要徐行標識だけで常に停止するとは限りません。ただし、危険があれば停止します。指定場所では必ず停止します。減速や左右確認だけでは足りません。
判断の基準道路状況に応じて、危険を認めたとき直ちに停止できる速度か。停止線または交差点の直前で、車両を停止させたか。
覚え方徐行=すぐ止まれる速度で進む。一時停止=指定位置で車両を止める。

この表は本標識の基本的な意味を比較したものです。実際の道路では、補助標識、道路標示、信号機、警察官の指示も合わせて確認します。

迷ったときの判断手順

  1. 本標識、停止線、補助標識、信号、警察官の指示を確認します。

  2. 徐行の指定なら、速度計の数字だけで判断せず、視界や路面、周囲の交通に応じて直ちに停止できる速度まで落とします。

  3. 一時停止の指定なら、停止線の直前、停止線がなければ交差点の直前で車両を止めます。

  4. 停止線を越えてから止まったり、標識の真下を停止位置だと思ったりしないよう、手前から減速します。

  5. 停止後は左右・前方と交差道路の交通を確認し、他の車両等の進行を妨げないことを確認してから進みます。

  6. 徐行標識の先に一時停止標識があれば、徐行で近づいたうえで、指定位置でもう一度停止します。

用語の意味

徐行
道路交通法上、車両等が直ちに停止することができるような速度で進行することです。一律の速度数値で定義されていません。
一時停止
道路標識等で一時停止すべきことが指定された場所で、車両等を停止させることです。この教材では道路交通法43条の指定場所を扱います。
停止線
一時停止すべき位置を示す道路標示です。停止線がある場合は、その直前で停止します。
安全確認
停止または徐行の後に、左右・前方・交差道路の交通を確認することです。安全確認だけでは一時停止の代わりになりません。

よくある場面別の判断例

見通しの悪い曲がり角に徐行標識がある

前方に車や歩行者は見えないが、住宅街の曲がり角に徐行標識がある。

判断:死角から人や車両が出てきても直ちに停止できる速度まで落として進みます。危険を認めた場合は停止します。

一時停止標識と停止線がある

交差点の手前に一時停止標識と停止線が設置されている。

判断:停止線の直前で車両を止めます。その後、左右と前方を確認してから進みます。

一時停止標識はあるが停止線がない

一時停止標識はあるものの、路面に停止線が見当たらない。

判断:交差点の直前で停止します。交差点内へ入ってから停止しません。

徐行標識の先に一時停止標識がある

交差点の手前に徐行標識があり、その先に一時停止標識と停止線がある。

判断:徐行して近づき、停止線の直前で停止します。徐行や左右確認だけでは一時停止の義務を満たしません。

よくある誤り

  • 徐行は10km/h以下と決まっていると思う。徐行に一律の速度数値はありません。道路状況に応じて直ちに停止できる速度かで判断します。
  • 徐行と一時停止は、どちらもゆっくり進めばよいと思う。徐行は速度を落として進むこと、一時停止は指定位置で車両を止めることです。
  • 左右が安全なら、一時停止標識があっても止まらなくてよいと思う。交通量に関係なく、停止線の直前、または停止線がなければ交差点の直前で停止します。
  • 停止線を少し越えてから止まってもよいと思う。停止線の直前が停止位置です。手前から減速します。
  • 見通しの悪い交差点では、標識がなくても必ず一時停止だと思う。標識がなくても徐行が必要な場合があります。停止義務と徐行義務を区別します。

覚え方

  • 徐行は数字ではなく「今すぐ止まれるか」で覚える。
  • 赤い逆三角形と「止まれ」を見たら、まず車輪を止める。

この内容を1問で確認

徐行標識の先に一時停止標識と停止線がある場合、正しい運転行動はどれ?

参照した公式資料

e-Gov法令検索

道路標識、区画線及び道路標示に関する命令

参照箇所: 別表第一 規制標識「徐行(329-A/B)」「一時停止(330-A/B)」

公式資料を開く

e-Gov法令検索

道路交通法

参照箇所: 第二条第一項第二十号(徐行)、第四十二条(徐行すべき場所)、第四十三条(指定場所における一時停止)

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警察庁

交通の方法に関する教則

参照箇所: 第5章第7節3、付表3「標識・標示の種類と意味」

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警察庁

交通規制基準(令和8年3月16日改正)

参照箇所: 徐行・一時停止の交通規制実施基準と設置基準

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表示した標識画像の出典

徐行

利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)に基づく出典表示

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一時停止

利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)に基づく出典表示

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このページは普通免許の学習用に、公式資料を比較しやすく整理したものです。実際の運転では、現地の道路標識・道路標示、補助標識、警察官の指示を優先してください。