運転場面別の解説・信号公式資料で確認済み

信号の色・点滅・矢印を、進入前に分けて判断する

黄色の点灯、黄色点滅、赤色点滅、赤色信号と青色矢印、警察官等の手信号は、同じ『信号』でも意味が異なります。普通自動車を中心に、前方が詰まった交差点へ青信号で入れるかも含めて判断します。

このページの種類
運転場面別の解説・信号
内容の最終確認日
2026-09-12
この解説の対象となる条件
日本国内の普通自動車を中心に、車両用信号の点灯・点滅・青色矢印、警察官等の手信号、交通整理が行われる交差点への進入判断を扱う普通免許学習教材です。特定の車種に関する矢印信号の例外は別途確認します。

先に結論

【法律上の義務】道路交通法第6条・第7条は、警察官等が手信号や灯火で交通整理を行い、運転者がその信号に従うことを定めています。第50条は進入後に交差点内で停止して交差道路を妨げるおそれがある場合の進入を禁止します。【施行令上の意味】黄色点滅は他の交通に注意して進行でき、赤色点滅は車両が停止位置で一時停止します。赤信号と青色矢印が同時に表示される場合、普通自動車は矢印方向へ進めますが、右向き矢印には軽車両や二段階右折をする一般原動機付自転車などの例外があります。【教則上の確認】まず自分に向いた信号と交通整理の方法を読み、停止位置・車種・前方の空間を順番に確認します。

確認する順序

  1. 【教則上の確認】横の信号ではなく、自分の進行方向に向いた信号を確認します。信号機の表示と警察官等の手信号が異なるときは、手信号等を優先します。

  2. 【施行令上の意味】黄色の灯火は停止位置から先へ進まないのが原則です。ただし、黄色に変わった時点で停止位置に近く、安全に停止できない場合は進行できます。

  3. 【施行令上の意味】黄色の灯火の点滅は、他の交通に注意して進行できます。赤色の灯火の点滅は、車両は停止位置で一時停止してから安全を確認します。

  4. 【施行令上の意味】赤色信号と青色矢印が同時に表示される場合、普通自動車は矢印方向へ進めます。ただし、右向き矢印では軽車両、特定小型原動機付自転車、二段階右折をする一般原動機付自転車などは進めません。

  5. 【法律上の義務】青信号でも、前方の車列によって交差点内で停止し、交差道路の通行を妨げるおそれがあるときは進入しません。交差点の先に自車が収まる空間を確認します。

  6. 停止位置、信号の種類、車種の例外、警察官等の指示、前方の空間を確認できないときは、急いで進入せず、進める状態になるまで待ちます。

どこを見て、どう判断するか

自分に向いた信号

前方の信号を見ているか。警察官等の手信号はないか

横の信号を根拠にせず、自分に向いた信号と警察官等の指示を確認します。異なる場合は手信号等を優先します。

点灯か点滅か

黄色・黄色点滅・赤色点滅を取り違えていないか

黄色点滅は注意して進行、赤色点滅は車両が停止位置で一時停止という違いを使い分けます。

矢印と車種

青色矢印の方向と、自車が例外対象でないか

普通自動車の進行可否を確認し、右向き矢印で進めない車種の例外を忘れません。

交差点の先

進入後に交差点内で停止しない空間があるか

青信号でも、交差道路を妨げるおそれがあるときは進入しません。

よくある場面別の判断例

黄色の灯火に変わった

普通自動車で交差点へ近づいているとき、信号が青から黄色に変わった。停止線までは安全に停止できる距離がある。

判断:停止位置から先へ進まず、停止します。黄色だから加速して通過する、とは判断しません。

黄色点滅の交差点

普通自動車が黄色点滅の信号に向かって進んでいる。交差方向から車が近づいている。

判断:他の交通に注意して進行できますが、点滅だから周囲を見なくてよいわけではありません。交差方向の車両等を確認します。

赤色点滅の交差点

信号が赤色点滅で、停止線が設けられている。

判断:停止線の直前で一時停止します。交差方向に車が見えない場合でも、赤色点滅を黄色点滅と同じ扱いにはしません。

赤信号と右向き青色矢印

普通自動車で、赤信号と右向きの青色矢印が同時に表示されている。

判断:普通自動車は右向き矢印の方向へ進めます。ただし、軽車両や二段階右折をする一般原動機付自転車などには例外があります。

警察官の手信号が異なる

信号機は青だが、警察官等が手信号で停止を示している。

判断:警察官等の手信号を優先して停止します。信号機の表示だけを理由に進みません。

青信号だが交差点の先が詰まっている

青信号で進めるが、前方の車列により交差点内で停止し、交差道路を塞ぎそうである。

判断:青信号でも進入しません。交差点の先に自車が収まる空間ができるまで手前で待ちます。

よくある誤り

  • 黄色の灯火なら、速度を上げて通過してよいと思う。黄色は停止位置から先へ進まないのが原則です。安全に停止できない場合だけ進行できる例外があります。
  • 黄色点滅と赤色点滅は、どちらも注意して進めばよいと思う。黄色点滅は注意して進行できますが、赤色点滅では車両は停止位置で一時停止しなければなりません。
  • 右向き青色矢印が出れば、どの車両でも右折できると思う。普通自動車を中心とした意味であり、右向き矢印では軽車両、特定小型原付、二段階右折の一般原付などに例外があります。
  • 信号機が青なら、交差点の先が詰まっていても進入できると思う。進入後に交差点内で停止し、交差道路を妨げるおそれがあるときは、青信号でも進入できません。
  • 信号機が青なら、警察官等の手信号より優先されると思う。道路交通法7条により、警察官等の手信号などにも従います。信号機と異なる場合は手信号等を優先します。

この内容を1問で確認

普通自動車で赤色の灯火の点滅に向かっている。停止線がある場合、どうする?

参照した公式資料

e-Gov法令検索

道路交通法

参照箇所: 第六条(警察官等の交通規制)、第七条(信号機の信号等に従う義務)、第五十条(交差点等への進入禁止)

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e-Gov法令検索

道路交通法施行令

参照箇所: 第二条(信号機の信号の意味)、第四条(手信号の意味)、第五条(灯火による信号の意味)

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警察庁

交通の方法に関する教則

参照箇所: 第1章第2節「信号、標識・標示に従うこと」・第3節「警察官などの指示に従うこと」・付表1「信号の種類と意味」

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実際の運転では、現地の標識・標示、信号、警察官の指示と、その場の安全を優先してください。